胸髄腫瘍除去術後、脊髄症状で悩む方へのリハビリとインソール!〜脳卒中つくばリハビリセンター〜
胸髄腫瘍除去術後、脊髄症状でお悩みの方がご来店されました。
20年前の胸髄腫瘍除去術後、脊髄症状と付き合いながら生活をされていました。
5年前から徐々に状態が重くなり、杖を使って歩くようになり生活されています。
今回の悩みとして、
- 足は痺れていて右膝がガクガク横に揺れる。
- 踏ん張る時に、膝が伸び切ってしまうのが怖い
- 段々と歩きにくくなってフラフラしてきた
そのため、
膝がガクガクせず、フラフラしないように歩きたいとの願いでした。
初めに、リハビリは、
筋肉のつっぱりで内返しに浮いてしまっている足に対して、
足裏全体が広い面でしっかり地面に踏ん張れるように感触を修正。
次に反り腰で内股になりやすい姿勢に対して、
まっすぐの体を認識していただき、
骨盤運動とお尻周りのトレーニングで、
右脚がまっすぐ踏ん張れるように体で覚えていただきました。
次に、インソールは、
膝の横揺れの軽減と、膝の過伸展を防ぐことを目的に、
右足で安心して踏ん張れるように調整し、作成しました。
リハビリとインソール前後の動画です↓↓
リハビリとインソール作成後では、
- 足で踏ん張る感覚が分かる
- 膝が横にも後ろにもガクガクしない
- 足を引きずらずに歩きやすくなった
との声をいただきました。
脊髄症状などの神経症状に対して、リハビリとインソールを併用することで、
より変化を引き出すことが可能です。