体験!トレイルメイキングテストで注意力を養おう!

 

 

今回は、注意障害の評価テストの一つ、

”トレイルメイキングテスト”を体験しよう!

 

数字を、1から順番に結んで下さい!

練習用の簡易版です。

 

 

脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血等の脳卒中

頭部外傷などの中枢疾患後の症状として、

高次脳機能障害があります。

 

 

その中でも高頻度に観察される症状に、

注意障害があります。

 

TMT:

Trail Making Test(トレイル・メイキング・テスト)は、

注意障害に対してよく利用される検査の一つです。

 

今回は、TMTを体験して、

注意力を養ってみましょう!

 

 

TMT-AとTMT-B

 

TMTには

TMT-ATMT-Bがあります。

 

TMT-Aは、「1〜25」までの数字を順番に結んでいくテストです。

その時間を図ります。

 

TMT-Aは、

・視覚性探索能力

・注意機能の選択性注意

を評価することが可能です。

 

基準値は、健常群で、

30-39歳  30秒

64歳以下 85秒

65歳以上 157秒

資料によって異なり、あくまでおおよその目安です。

 

 

TMT-Bは、5分以内に、数字「1〜13」、かな「あ〜し」を、

「1⇨あ⇨2⇨い⇨3⇨う」と、数字とかなを順番に交互に結ぶテストです。

 

TMT-Bは、

・ワーキングメモリ

・分割的注意機能(分配)

を評価することが可能です。

 

TMT-Bだけに低下がみられる場合は、

ワーキングメモリなど前頭葉の機能低下を推測することが出来ます。

 

基準値は、健常群で、

30-39歳  64秒

64歳以下 117秒

65歳以上 216秒

こちらも、目安になります。

 

 

最近では

脳卒中後に自動車運転の再開を目指す判断材料の一つとして

用いられることがあります。

ただし、あくまで検査上の結果であり、

運転免許が許可されるものではありません!

 

脳卒中後の自動車運転の再開には、

・医師の判断

・他の検査バッテリー

・適性検査

などが行われます。

 

カットオフ値として、

TMT-A

119秒以下(高次脳機能研究、山田 2013)

(先行研究に基づいた参考値であり、絶対条件ではありません)

 

 

 

TMT-AとTMT-Bを体験しよう!

 

TMT-AとTMT-B

時間を計ってトライしてみましょう!

 

今回は、事前練習はありません。

 

TMT-A

 

TMT-B

 

いかがでしたか?

 

体験してみると、探すのに苦戦しませんでしたか!?

 

 

では、次は、

オリジナルの数字版を作成しました。

 

同じように、

1から順番に25まで数字を結んでください!

是非とも気軽にお試しください!

 

色鮮やかな果物が載っていると

数字以外に気が散ってしまいます。

 

しかし、

実生活を考えてみると、多種多様な刺激の中で注意力を働かせ、

適切な判断をしていく必要があります。

 

テストとしては医学的根拠を示すものではありませんが、

患者さんが前向きに取り組めるような工夫も必要です。

 

脳は、アハッとするような体験があると活性します。

 

 

 

まとめ

 

今回は、注意障害の評価の一つである

トレイルメイキングテストを体験しました。

 

既存の評価を用いながら、オリジナリティで応用を利かす。

普段あまり感じない刺激を取り入れることも、

脳には良いのではないでしょうか!

 

 

 

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