トレッドミル運動と平地歩行・走行の違い

 
室内の運動において、
スポーツジムでも、リハビリテーション施設でも
トレッドミルは便利でありよく使われています。
 
利点
・外に出ずに運動ができる

・天気に左右されない

・距離、運動消費量などデジタルで確認できる

・スピードや角度が調整できる

・交互二足運動がCPGを活性する

・持久力をつけられる

・ハーネスなどオプションが使える

などなど、多くの利点があります。
 
トレーニングジムでも、
日々トレッドミルで走っている方が非常に多くみられます。
 
天気が良くても、みられます。
でも、
基本的に、平地の歩行やランニングとトレッドミルは、
同じようで違いがたくさんあります。
例えば、
トレッドミルは、ベルトが流れるので、
歩行・走行の支持している中盤から後半の姿勢が自動的に作られます。
筋活動がそれほどいりません。
これに対して、
平地の歩行・走行は、自己の筋活動で前方への推進を得ていきます。
 
つまり、支持安定や推進に必要な殿筋群、ハムストリングス、内腹斜筋など
平地の歩行・走行の方が活動が高くなります。
 
同じ様式、スピード、ピッチ、傾斜での運動では、
平地歩行・走行の方が総運動量が多いことになります。
→消費エネルギー量が多い
 
結果として
効率的に持久力がつく可能性があるということです。
さて、
一番の大きな違いは、景色の流れ(フロー情報)です!
平地歩行・走行にはあるが、トレッドミルには無いことです。
 
実はこのフロー情報はすごく大切です。
動くモノや動くことに対しての情報をどのように捉えて行動するのか
といったことに繋がります。
つまり、
自分が動くときにどのようにバランスを取ればいいのかといったことに
情報が利用されているのです。
また、
フロー情報は心理的な高揚感や静寂感を生み出すため、
・運動の充実感
・自然と触れる癒し
・自ら移動しているという人間らしさ
を感じやすくなります。
もちろんこれによって活動する脳の部位が違います。
リハビリテーションの観点を踏まえると、
使い分けることで脳の活動を工夫します。
(脳の活動については割愛させていただきます)
トレッドミル運動と平地歩行・走行は
目的によってしっかり使い分けをしていきましょう。