脳梗塞の前兆を見逃さない!〜脳卒中つくばリハビリセンター〜

 

もし、あなたが脳梗塞を発症したらどんなことを考えますか?

 

・頭がボーとするなあ

・頭が痛いなあ

・この症状はなんだろう?

・体が動かないし重いぞ!

と、体の異変が気になると思います。

 

そして、

・救急車を呼ばなくちゃ

・どこの病院にかかったらいいのだろうか?

・家族の生活はどうしよう

・今後の仕事はどうしよう

・保険の手続きはどうすればいいの

・・・etc。

 

あれこれ考えがまとまらないまま、バタバタしてしまいますよね。

 

また、家族も突然の脳卒中の発症に

頭が真っ白になり

あたふたしてしまうでしょう。

 

このように、突然の病気は、体の状態だけでなく、

自分を取り巻く生活環境もガラリと変えてしまいます。

 

脳卒中に関わらず、病気を発症することが前もってわかれば

対策を取りやすいですが、

実際、発症前に病気を予知することは難しいことです。

 

そのためには、日頃から予防対策をすることが必要です。

特に脳卒中には前兆が起こることがあるため、

見逃さずにしっかりと対策を取ることが大切です。

 

 

今回は脳卒中のなかでも脳梗塞にスポットを当てて、

脳梗塞の前兆をしっかり捉えて、

早めに対処する必要性をお伝えします。

 

 

脳梗塞とは

 

まずはじめは、脳梗塞についてお話しします。

 

介護が必要になる病気No1の脳卒中は

年々発症する方が増えており、まさに現代病の一つです。

 

だいぶ聞き慣れたワードになっていますが、

その中身は馴染みがない方も多いと思います。

 

脳梗塞は脳に栄養を送る動脈が詰まり、

その血管が栄養を送っている脳細胞が障害を受けて起こる病気です。

 

突然発症することが多く、

 

脳の血管自体が狭くなり詰まってしまう場合と

 

心臓や足の血管にできた血栓が流れて、脳の血管を塞いでしまう場合があります。

 

脳梗塞は、発症する前に症状が出現することがありますので、

前兆を感じたら早めに対処することが大切です。

もし脳梗塞を発症した場合は、後遺症を最小限に抑えるために、

できるだけ早く専門の病院で治療を開始することが必要です。

 

 

脳梗塞の症状

 

脳梗塞を発症するとどんな症状が現れるのでしょうか?

脳梗塞の可能性のある症状として、

・急に意識がなくなり倒れてしまった

・急に片方の手足の動きが悪くなった

・急に片方の手足や顔のしびれが起きた

・急に口が回らなくなったり、言葉が出にくくなった

・急にめまいがして体のバランスがとれなくなった

などがあります。

 

脳の症状かを判断するポイントは、

・突然の発症

・手足の麻痺やしびれが半身に出る。

・言語障害がある

・片方の目が見えにくくなる

・意識障害が起こることが多い

などの症状を観察することが重要です。

これらの症状があるときには、脳梗塞を疑うポイントになります。

 

 

脳梗塞の前兆はどんな特徴?

 

出来ることなら脳梗塞は防ぎたいですよね。

 

そのためには

まず、前兆症状を理解しましょう。

 

前兆症状の特徴は、

・症状が数分〜数時間で消失する

・症状が短時間で、繰り返し起こる

など一過性の症状の時には脳梗塞の前兆である可能性が高いと考えられます。

これを”一過性脳虚血発作(TIA)”といいます。

 

一過性脳虚血発作

 

脳が一時的に虚血状態になって、発症から24時間以内に症状が完全に消失する

※ 臨床症状としては、数分〜数十分で消失することが多い

 

 

脳梗塞の前兆を感じたらすること

 

では、前兆を感じたらどうすればよいのか?

 

脳梗塞の前兆症状のメカニズムとして、

血管が一度詰まりかかったために症状が現れたが、

血管がすぐに開通したために、症状が急速に改善した状態です。

早めに脳専門の病院を受診することが必要です。

とくに症状が短時間で消失してしまった時は要注意です。

 

えっ、

症状が無くなったのに、要注意なんですか?

 

それに、わざわざ病院へ行く必要があるの?

 

実は、一過性脳虚血発作の後は

近い将来に同じことが起こり、

血管が再び詰まってしまう可能性があるといわれています。

そのため、症状が治まったからといって大丈夫と油断せずに

しっかりと専門の病院へかかることをオススメします。

 

 

早めの検査と治療

 

脳梗塞を発症すると、

病院ではどのようなことをするのでしょうか?

 

病院での主な検査と治療をご紹介いたします。

 

医療機関の設備や本人の既往歴、リスクにもよりますが、

・CT検査

・MRI検査

・血管撮影検査

以上のような検査を行います。

 

脳梗塞が診断されたら、

・内服薬

・点滴治療

・手術・カテーテル治療

・早期リハビリテーション

などの治療を行います。

 

病院に普段通わない方は、

経験の無い検査と治療が多いと思いますが、

症状を感じたら救える命のために、迷わず一歩踏み出しましょう。

 

 

まとめ

 

今回は

「脳梗塞の前兆を見逃さない」という題で、

・脳梗塞とは?

・脳梗塞の症状

・脳梗塞の前兆はどんな症状?

・脳梗塞の前兆を感じたらすること

・早めの病院での検査と治療

・まとめ

 

をお伝えしました。

 

脳梗塞は、早期発見、早期受診、早期治療が重要です。

前兆を見逃さず、

脳梗塞かなと思ったら

たとえ軽症であっても

早めに病院を受診しましょう。